
来年1月から始まるつみたてNISA。
現行のNISAとどちらにしようか考えていましたが、長期的な投資を視野に入れて考えた我が家のNISAの使い分けについて、ご紹介いたします。
目次
現行NISAとつみたてNISAと通常投資の比較

つみたてNISA | 現行NISA | 通常の投資 | |
---|---|---|---|
年間投資できる 上限額 | 40万円 | 120万円 | 制限なし |
最大非課税投資額 | 最大800万円 | 最大600万円 | 制限なし |
制度の終了期間 | 2038年 | 2023年 | 制限なし |
非課税期間 | 20年間 | 5年間 | 対象外 |
対象商品 | 投資信託・ETF ※定められた商品のみ | 株・投資信託・ ETF・REIT | 全て |
大きな違いとして、つみたてNISAと現行NISAでは、1年間の投資できる金額が違います。
また、現行NISAは5年間しか非課税期間とならない制度に対して、つみたてNISAは20年間という長期で非課税の対象となる制度です。
まずは、家族で最大非課税控除の仕組みを作りだす

この制度、悲しいのが1人につき1口座で、複数の証券口座では開設できない仕組みとなっています。
また、条件としては、つみたてNISA、現行NISAは20歳以上でないと適用されない制度です。
なので、ひとりだと、物足りないなと感じてしまうと思いますが、家族の中で成人の人数分制度を使えば、家族で最大非課税控除額を上げることができます。
その上で投資の目的・方法を考える

制度を利用して投資をする目的
まずは、「何のために投資をするのか?」ということです。
直近2~3年にかかる子供の学校の入学金を資産形成で少しでも増やしたいためという短期的なのか、
または、何十年も先の老後の生活費なのか、
または、アーリーリタイアで5年後には辞める元手なのか
目的によって、利用した方がよい制度は変わってきます。
短期的な目的であれば、現行NISAを選び、大きなリターンをとって利益確定すれば良いと思います。
逆に長期的な目的であれば、つみたてNISAを選んだ方が良いと思います。
投資初心者かベテランかによっても選び方は変わる

投資初心者にとって、あまたある投資商品の中、何を選べばよいの?となかなか決められないと思います。
投資初心者にとっては、国が初心者向けの商品だけに絞った初心者向けの制度であるつみたてNISAを選ぶ方が失敗は少ないと思います。
また、短期的な取引は、ベテランの方でもなかなか相場を読むのが難しく、なおさら初心者であれば、長期的な目的での投資という観点から見た方が良いです。
私が選択したのは、『夫婦一緒につみたてNISAで非課税2倍、安心長期投資』

最初、夫婦で現行NISA+つみたてNISAでの投資方法を考えていたのですが、結局夫婦一緒のダブルつみたてNISA方式で口座を申し込みました。
その理由をあげてみます。
理由①直近数年後、経済・株価やプライベートで何があるか分からない

まだ私は投資経験が1年程度です。
なので、今後どのように経済が動いて株価に影響出てくるのか分かりません。
また、プライベートでもずっとDINKSのまま自分の時間が自由という状況かも分かりません。
先々、何があるか分からないからこそ、長期の制度で安心できる「つみたてNISA」を選択しました。
将来の「分からない」リスクの分、長期という時間でリスクヘッジをなるべくとっておきたいという理由です。
理由②不動産投資の繰上返済もすすめていきたい

私は不動産投資をしていて、すべてローンで購入しているため、このローン分も早めに完済するプランをたてています。
なので、余力を全て株式などのその他金融商品に回すのではなく、不動産投資分に回すお金をある程度確保し、返済していきます。
結果、つみたてNISAの年間金額は夫婦で80万円で丁度よいです。
そして、
- 手元の現金
- 不動産投資
- つみたてNISA
- 通常の投資(つみたてNISA投資対象外の金融商品)
これらの区分けで適度に振り分けていきたいと思っています。
理由③面倒くさがりで飽きっぽい性格なので、ほったらかし投資が好き

私、夫の性格は、お互い面倒くさがり屋です笑。
そして、私は、飽きっぽい性格でもあるので、なるべくシンプルに長く続く「ほったらかし投資」でないと自分の性格上、上手くいく気がしません。
なので、現行NISAのような、「あと何年だ~」と相場を気にしたり、短期的な手続きのことを考えると、向かないなぁと思ってしまうのです。
まとめ
単純につみたてNISA、現行NISAという選択肢だけを考えるのではなく、全体的なプランも一緒に考えると、自分で取るべき選択肢が見えてくると思います。
また、自分の投資経験を見て決めても良いと思います。
短期的に利益を出していくのか、初心者なので安全に長期的なスパンで利益を出していくのか。
証券口座を開くならSBI証券が取引手数料が安くてオススメです。
▼夫婦で仲良しが資産形成も上手くいくポイントです。
▼長期でコツコツがおすすめですね。
▼つみたてNISAの対象商材は、金融庁のお墨付きの商材となっています。
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