
私は、投資信託を始めたのは今から約2年前です。
最初に積立した思い出深い投資信託が「世界経済インデックス(株式シフト)」ですが、今回約2年積み立ててきた投資信託を積立解約することにしました!
その理由についてご紹介します。
目次
世界経済インデックスとは?
簡単に世界経済インデックスファンドを説明すると、
- 世界全体の株式・債券に投資するファンド
- 自動的にリバランスをしてくれるバランス型ファンド
- 先進国、新興国、日本に分散投資してくれる
バランス型のインデックスファンドです。
下記のように、ファミリーファンド方式となっており、各マザーファンドを買い付けます。
マザーファンドは、各投資の対象となる市場の代表的な指数(インデックス)に連動することをめざしています。※下記表は三井住友トラストより

複数のファンドを購入せずに、1本で複数分散できるバランス型なため、初心者にとってはめちゃくちゃ始めやすいファンドです。
実際に、私も株式投資の「か」の字も分からない時に、このファンドを初めの投資信託積立型として、選びました。
世界経済インデックスファンドがおすすめな人

- 1本の商品でまるごとすませたい(複数銘柄を持ちたくない)
- REITは不要
- 新興国の比率高めでも許容できる人
世界経済インデックスは3種類(無印・株式シフト・債券シフト)
世界経済インデックスには3つの種類があります。
リスク許容度によって、選択できるというのが嬉しいですよね。
無印(通常) | 株式シフト | 債券シフト | |
---|---|---|---|
株式:債券 | 50:50 | 75:25 | 25:75 |
信託報酬 | 0.54% | 0.594% | 0.486% |
私は20代で積立投資を始めたので、運用年数を多くできることから「株式シフト」にしました。
株式比率が高くなることで暴落リスクが上がる分、期待できるリターンも上がるため、長期であれば株式比率を高めにしておきたかったからです。
逆にもう少しリスクを減らしておきたいという人は、債券比率が高い「債券シフト」を選ばれた方が良いですね。
ただ、新興国の割合が高いので債券比率を高めにしてもリスクは高めかなといった感触です。
基本組入比率
基本組入比率は、
- 年に1回、
- 地域別(日本、先進国、新興国)に
- GDP(国内総生産)総額の比率を参考に決定されます。

これが、商品によって、株式の割合が75%になったり、債券が75%になります。

今回、「世界経済インデックス」を解約した理由は信託報酬コストの割高感

私が積立ていた「世界経済インデックス(株式シフト)は信託報酬が0.594%です。
- 当時のバランスファンドの中では、比較的コストは安めだったのですが、今はもっと安いバランスファンドも沢山出ていること
- 投資額が少なければ気にしなくても良い差ですが、投資額が今後増えると気になる水準
- そろそろバランスファンドは卒業して自分で組み入れていこうという気持ちが強くなった
ということもあり、2年という区切りで解約しました。
だいたい2年で6.7%のリターンでした。(まぁまぁなリターン)
今後は「つみたてNISA」で自動積立を実行し、ETFで補いながら買い進めていく
現在、つみたてNISAでは夫婦で年間80万円の枠を使って自動積立をしています。
商品は、
- EXE-iつみたてグローバル(中小型含む)株式ファンド
- 楽天VTI
- eMAXIS Slim新興国
つみたてNISAで世界株式に分散投資しています。
債券や特定の株については、手数料の関係でETFでスポット買いします。
おすすめ手数料負けしないETFを購入する最低金額の目安は?投資信託との比較で考える
所有していて初心者におすすめなバランスファンドということは変わらない
今回、自動積立を解約しましたが、初心者におすすめなバランスファンドで入門で投資していて良かったなと感じます。
バランス型の類似商品だと
- セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
- eMAXIS Slimバランス(8資産均等)
- iFree8資産バランス
- たわらノーロード バランス(8資産均等型)
- eMAXISバランス(8資産均等型)
- ニッセイ・インデックスバランスファンド(8資産均等型)
- SMT 8資産インデックスバランス・オープン
がありますが。
人によって、安心感を感じるバランスは違うと思いますが、私は個人的な趣向で
- 8資産を均等に割る方法がしっくりこなかった
- REITは不要だった
- 時価総額よりもGDP比率で新興国を高い比率で組み入れいていた
というのが気に入って、「世界経済インデックスファンド」にしました。
特に初心者だと右も左も分からない状態だったので、はじめての人のための3000円投資生活にお世話になりました。
私の周りのインデックス投資をしている方はの多くの人は、個別株から入り、インデックス投資に移行する流れが多いですね。
私は、ビビリだった性格もあり、個別株よりもインデックス投資の方に先に手を出しました。
今では、ETFや個別株も買いますが、まずはバランス型ファンドのインデックス投資を始めてよかったなと思います。
おすすめ毎月積立インデックス投資を始めたきっかけ~はじめての人のための3000円投資生活を読んで~
あきんこ様、こんばんは。
今日の記事も、あまりに素晴らしくて、オジサンはコメントせずにはられませんでした。
投資は「Plan」です。←ロバート·キヨサキ氏
投資とは「Story」です。←たばぞう氏
一括投資、集中投資、分散投資、分割(積立)投資、いずれも優位な点と不利な点がありますが、たぶん最も大切なことは、「なぜそうしたか?」(買ったか売ったか、傍観したか)という、自分なりに納得できる合理的理由があるかどうか、だと思います。
私のようなおっさん投資家は、若い未熟な頃なんとなく損切り、なんとなく利食いを繰り返してるうちにそれなりの損失を被って学ぶものですが、あきんこ様は、なんだか凄すぎて言葉もありません。
このブログ記事も、特に若い方々に読んで欲しいなぁ。あまり目立たないブログ記事かも知れないですが
←失礼
マッキーさん、いつもありがとうございます。
マッキーさんには教わることが多いです。
投資は結局、自己責任の中でやるので、自分でいかに納得できるかが大事ですよね。
マッキーさんの多様な経験があって、成功されたんだなぁと感じさせられます。
今後ともご指導、ご鞭撻の程、宜しくお願いします(^^)
あきんこ様、こんばんは
今後とも御指導、御鞭撻を賜りたいのは、私の方です。(笑)
あきんこ様のブログ記事で、本当に勉強させて頂いて感謝しております。
私のように古い世代の投資屋は、ミレニアム世代の投資家と違って、テクノロジーの劇的な進化やビックデータの価値、日本の人口減少·少子高齢化が社会に及ぼすインパクトが皮膚感覚でわかりません(泣)
だから、学び続けるしかない訳です。
成功···。確かに無駄遣いしなければ、100歳になっても生きていれば運良く資産が残っていそうですが、経済的不安が少ないというだけでは、成功したとも言えませんね
妻の老後を守り、子供の選択肢を増やすために学び続ける、これはこれで充実感がありますがねぇ~。
給与の高い低いを気にしないで、気に入った仕事を選べるのも楽しくはありますかあねぇ。
マッキーさん、ありがとうございます。
私も今の自分の世代ならではの情報発信をしていきたいなと思っています。
「経済的不安が少ない」ことと、「守る家族がいらっしゃる」ということだけで成功だと思います。
また、今後共よろしくお願いします。