
「投資興味あるけど、お金ないんだよなー」
「毎日の生活に必死すぎて、どうやって投資のお金を工面しよう」
などなど、社会人経験が浅い若者世代は、毎日の生活費や交際費だけで、投資に回すお金なんてないという方も多いと思います。
そんな方にオススメな少額でも可能な投資手法についてご紹介します!
目次
想定する若者の人物像(こんな方にオススメ)

- 20代前半
- 独身、結婚予定は無
- 手取り給料は18万円
- 月の生活費は14万円
- 手持ちは50万円程度
生活防衛資金は確保した上での使えるお金を考える

想定人物は、独身で結婚予定無しとのことですが、実際何があるか人生分かりません。
特に独身の場合、多少のリスクを負っても良いのですが、急きょ結婚することも可能性としては0ではありません。
なので、生活防衛資金(何かあっても耐えうることができる精神的安定剤)は少額でも確保しておきたいところです。
▼「生活防衛資金とは何?どうやって決めるの??」について記事を書いています。
生活防衛資金の考え方は人それぞれですが、最低でも生活費用の14万円×6ヶ月分は確保し、合計84万円はほしいのですが、現在50万円です。
理想は、毎月の貯金4万円×9ヶ月待ち、生活費半年分の84万円を貯めることです。
生活防衛資金が貯まっても元手がない

「やっと生活防衛資金が貯まった!よし、投資をするぞ!」
と、言っても、生活防衛資金でさえいっぱいいっぱいだった若者(かつての私)に、まとまった元手の資金はありません。
そして、社会人歴が増えていくと年々生活費も上がることが予想されたり、結婚資金など必要となる可能性も高くなってくるので、やっぱり今の生活防衛資金では心もとないなと感じます。
ここで行き詰る問題が、
- まとまった元手資金がない
- 今後も現金で持っておくべき必要資金を貯めなきゃいけない
だと思います。
お金がない今は、お金を増やすことより投資経験を積むことに意味がある

生活防衛資金以外の全額を投資に回すというのは、実はリスキーです。
生活防衛資金はあくまでも最低限のお金でそれ以上に必要となることもあります。
また、特に経験値浅い初心者投資家は、元手が少ない時は、増やすを考える前に、投資経験・勘を身に着けるということに重点を置いて考えた方がよいです。
正直、少ない元手資金では、多少利回りが高くなっても、大したお金(利益)にはならないからです。
お金がない若い時に投資をするメリットとしては、経験を誰よりも早く積むということです。
その経験から、10年、20年、30年と手元の資金が増え、周りと差がついていきます。
生活防衛資金が心もとない場合は、「貯金+積立投資」の同時並行型

それでは、生活防衛資金が心もとない場合は、どのような投資方法が良いのかということです。
不動産、株、国債、REITなど商品がありますが、今回の人物設定では、手元資金が少なく、まとまったお金を出せません。
その場合には、まずは収入と費用の差分4万円のうち、半分を貯蓄、半分を投資信託でノーロードの自動積立がオススメです。
手持ちの貯金には一切手をつけず、何かあった時の予備のお金とします。
投資するのは、あくまでも毎月の収入と費用の差分となるお金の半分を投資に回します。
そして、ボーナスの臨時収入のまとまったお金で、気になるETFや個別株などのスポット購入に挑戦してもいいと思います。
毎月長期投資を目的にコンスタントに少額投資をしつつ、その間、情報収集して勉強し、ボーナスの時に勉強した投資をしてみる手法です。
- 毎月の投資は積立投資
- ボーナスでスポット購入
- 同時並行で貯蓄もし、物価上昇の2%増(年間)に耐えうる生活防衛資金の貯蓄
まとめ
私がお金がなかった入社間もない時に近い人物設定でオススメ方法を書いてみました。
- 生活防衛資金の確保
- お金がない初心者は、投資はお金を増やすというより経験を重きに考える
- 手元資金が少ない場合は、投資信託+貯金を同時並行型で
- ボーナスなどの臨時収入でETFや個別株のスポット買いも良し
▼生活防衛資金の決め方はこちらです。
▼仕事もプライベートもそこそこ忙しい私が自動積立をしているメリットを書いてみました。
▼初心者の方にはオススメの本をご紹介しています。
あきんこ様、こんばんは。
個人的にはこのブログ記事があきんこ様のブログの中でも、最高レベル多くの人に役立つ記事だと思います。なぜならあきんこ様のように与信能力が高い人でなくても、汎用性の高い内容だからです。ガテン系の日給月給のニーチャンや派遣OLのお姉さんでも実践可能ですよね
このブログ記事が日本の高校生に何かの間違いで拡散したら、日本の将来に希望が持てそう⁉
イヤ、逆に若年層の海外移住が加速してしまうか···。
あきんこ様にもそろそろ出版社からのオファーが来そうですね
あきんこ様の気が向いたら、そろそろファイナンスの学びに入るタイミングかも知れませんね
過去 現在 未来
簿記(記録)→ 財務諸表(バランスシート) →ファイナンス(将来から予想する現在価値)
またまた不動産投資家に、キリストに説教だったかな?
出来るだけ多くの若い人に、このブログ記事を読んで欲しいなぁ
マッキーさん
いつもブログ読んでいただき、またコメントいただいてありがとうございます!
すごく嬉しいです。
確かに、いつもの不動産投資の話だと、万人に対しての推奨ではないですね☆
私のような普通の会社員女性が投資に興味を持つこと自体、時代の流れが変わってきているのかもしれません。
そして、ファイナンスの学びですか。確かに将来から見た現在の価値という観点が必要ですね。
ありがとうございます!!日々勉強していかなきゃ☆