
こんにちは、あきんこです。
今回は、お金を遣わなさすぎると老後に後悔する人が多いという話を聞いたので、健康的にお金が遣えることについて考えてみました。
目次
健康寿命とは何か
まず、「健康寿命」という言葉ですが、使われる機会は少ないのですが、自分の将来、老後の生活を考える上で、意識するべきものです。
「健康寿命」とは、寝たきりの状態になったり、身体の一部が麻痺などの身体を動かすことに支障がない、健康的に普通の日常を過ごせる寿命です。
医療の発展がすすみ、病気ですぐに死んでしまうという確率が低くなり、治療できる病気も増えてきました。
医療の発展と共に、高齢化社会がこれからも進んでいくので、この「健康寿命」をあげていくことが必要です。
日本人の健康寿命はどのくらい?
2013年厚生労働省発表数値によると平均寿命と健康寿命は下の通りになります。
- 日本男性の平均寿命:80.2歳
- 日本男性の健康寿命:70.6歳
- 日本女性の平均寿命:86.6歳
- 日本女性の健康寿命:75.5歳
これを見ると、平均寿命と健康寿命に差が約10歳と大きいことがわかります。
日本は海外と比べ特にこの差が大きいです。
定年する年齢もどんどん延びていく
今も少しずつ定年の年齢が60歳から65歳へと延びる企業が多くなっていますが、今後定年の年齢が上がっていくと考えられます。
となると、65歳ではなく、定年が70歳に延びる可能性もそんなに遠くない未来だと思います。
国としても年金を出せなくなってくるので、年金受給年齢も延びるでしょうし、
そうなるとその年まで雇用させる仕組みを作らなければならないです。
企業としても安く人を雇いたいけど、労働人口も減っていくし、人件費も高騰していくので、
それであれば、65歳を越えても元気な方であれば、少し安い給料におとして、再雇用という形で雇用させようとします。
ここに国と企業の思惑が一致するので、今後、定年延びる説は有力になってくるかと思います。
健康寿命も限られていて、定年も延びるとなるとどうなるか?

つまりは、年金をもらえる年齢が高くなってしまい、働かざるおえない状況となった時、退職したあとの健康な時間が少なくなってしまいます。
そうなった場合、お金を遣わなさすぎて、貯めて貯めて、後々残した結果、定年後にお金があっても遣う身体のパワーがなくなってきます。
老後、寝たきりで必要以上にお金はあるけど、身体が思うように動かない人は、必ず
「若いうちに、体力あるうちに、やりたいことやっておいた方がいいよ」
と言います。
過度な贅沢は後々困るけど、遣わなさすぎも後悔する
海外旅行で無茶なスケジュールでやりたい放題できるのも、健康な身体と体力、そして気力があるからです。
新しい趣味を始めるのも、吸収しやすい頭があり、動かせる身体があるからできます。
健康な身体というのは、自分の今の資産でもあると思います。
それを活かして、楽しんで成長させるのも自分自信のパワーです。
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