
日本の文化として、「周囲と合わせなさい」というのがあります。
幼稚園、小学校、中学校、高校、大学と、みんな規律を求められ、同じ行動・同じ思想でないといけないという教育をされていました。
私は、昔から皆と同じようにしているつもりでも、違っていたようで。
幼い頃からの真面目な友人からは、高校の時、「あきんこは、ちゃんと並びましょうと教わる日本の学校教育と違う教育を受けているようだよね。」と言われて、どこが違うのか分からない自分はコンプレックスでもありました。
その当時は、変わっていることを個性とポジティブに受け入れられなかったと思います。
でも、インターネットが普及し、ブログやSNSで個人の個性を表現できる時代になっています。
そして、「みんな同じ」文化は、資産形成上も不利な傾向にあることを実感しています。
目次
日本の教育は、「みんな同じ行動・思想」主義

日本は、「みんな一緒、みんな同じ行動・思想」が大事という文化があります。
「赤信号、みんなで渡れば怖くない」というように、集団ですればその行動が正となります。
日本ではイベント事でもお盆、年末年始、夏休み、冬休みなど、一斉に休みを合わせます。
小学校、中学校では、同じ年齢で学年が一緒、時間割も全て一緒です。
昔はよそ者を受け付けなかった島国の日本では、同じ文化・同じ考え方を持つことが当たり前とされてきました。
「考えが違う=争いをもたらす」という考え方ですね。
アメリカの教育は、「みんな違っていて当たり前」文化

一方、アメリカを例にとってみます。
アメリカの教育は、みんな違っていて当たり前。個性は素晴らしいと一人ひとりの独自性を尊重する国です。
授業も小学生の時から日本の大学のように選択制を取り入れていたり、ディスカッション形式が多いです。
アメリカでは多様な人々が暮らしていて、文化も様々で、「一人ひとり違う環境で育ち、違う考えを持つ」というのが当たり前です。
なので、自分の考えをきちんと発信しないと、相手に正しく理解されず、誤解や争いを招く原因になります。
そのため、先生は、生徒に「なぜそう思うのか?」と徹底的に問います。
「考え方が違うからこそ、自分の考えを発信する=争いをまねかない」という考え方ですね。
でもインターネットの普及によりSNSやブログが個性を表現できる場所となってきた

最近、アナザースカイのテレビ番組で見た「りゅうちぇる」。
「りゅうちぇる」は女性のように化粧や美容にとても興味を持っているけれど、女性が好きな男性という次世代の新しいタイプの濃厚なキャラです。
「りゅうちぇる」を見て、理解ができないと思う人・世代は多いと思いますが、今注目されたのも、InstagramというSNSの時代だったからです。
昔は、石を投げられたり、いじめられたりしたそうですが、SNSで自分自信を発信して周囲に理解者やファンが増えていき、人生が変わったそうです。
ブログやSNSが普及し、ひと昔前よりも「色んな人がいる」という個性・多様性を受け入れやすくなった時代だなと感じます。
私も、「不動産投資」をしていたり、「インデックス投資」をしていることは、はたから見るととても変わった女性だと思います。
でも、ブログというチャネルを通して発信し始めたことで、同じ考え方であったり、投資をしている人たちと繋がれたり、たとえ少数派でも自分の個性として受け入れられています。
自分らしさ、個性を育てるためには

日本の「みんな同じ」文化である教育方針だと、「自分のらしさ、個性」が「いけないこと」になってしまいがちです。
よく母親が子供に「みんなと同じ行動しなさい!」と叱ることありますよね。
子供の時って、何が正しいのか自分でもよく分からなくて、親や友人、先生の言うことをまともに受け取ってしまい、自信喪失したりすることもあります。
「個性」を尊重することって中々難しく、親は特に自分の子が周りと違っていないかと心配になるようです。
でも、大人になって感じるのが、「個性」を伸ばすのは、「違っていて良い」、「家族でも友人でも誰かに必要としてもらえる存在」と思える「自信」なんだと思います。
資産運用については特に「周りと違っていて良い」と思えることが大事

私自身、特に、自分が投資家として一歩を踏み出した時から、「周りと違う行動・思考でも良い」という考え方が資産運用において大事だと感じています。
周囲の価値観に振り回されると、知らず知らずのうちに「お金を遣う」浪費家脳になっています。
例えば、見栄のために洋服を沢山買いたい、高級車がほしい、豪華すぎる家がほしいなど、ついつい背伸びをしてしまいます。
また、安易に広告に反応してしまって浪費が多くなります。
この世は、消費者にお金を遣わせる仕組みが沢山あります。
そういった世俗的な生活に振り回されることで、資産形成がなかなかできなかったりします。
また、幸いなことにみんなが投資はしていないから自分もしないという考えにはなりませんでした。
まとめ
「みんな同じ」日本の教育によって、貯蓄主義という考え方も刷り込まれたまま、今も投資アレルギーの方は沢山います。
でも、「周りと違っていて良い」と思えることで、自分の意志で周囲に左右されることなく動きやすくなります。
また、自分にとっての幸せって何かと考えると不必要に周りの目を気にしなくなりますね。
こんにちは。
日本は、みな同じ行動、思想が当然で、個性は邪魔だとあしらわれる風潮が少なからずありますよね。
私は、年齢がアラフォーですが日常生活ではいまだに周りから浮いている扱いです。
勿論非常識な部分は是正しないといけないのですが苦笑。
そんな悩みを抱えた中でこの記事を読んで心が救われました。
投資を行っている中で、投資の世界では個性を爆発させて周りを呆れさせるくらいのめり込んでやると思いました。
良い記事をありがとうございます。
たかけんさん、コメントありがとうございます!
日本の風潮ですよね。人に迷惑をかけない範囲であれば、個性を自由に出すのは大切なことだと思ってます★
一緒に投資の世界でがんばりましょうね(^^♪