
「今月も赤字だー」
「家計簿つけているけど、出費が多くて嫌になる~」
など、赤字家計だと気分が毎月暗くなってしまいます。
今回は、一番効果が高い固定費の削減について、ご紹介いたします。
目次
固定費とは?

毎月の支出項目を分ける上で、大きく分けられるのが、固定費と変動費です。
固定費とは、毎月一定の金額がかかってしまう、生活する上で必ず支払わなければならない費用となります。
具体的には、
「住宅費(家賃・家のローン)」
「光熱費(ガス・電気・水道)」
「通信費(固定電話・携帯代・家のインターネット)」
「お小遣い」
「車」
「保険料」
などが固定費としています。
変動費とは?

工夫次第によって、支払う額が変動する項目となります。
具体的には、
「食費」
「外食」
「交通費」
「雑費」
「美容費」
「衣類費」
などがあります。
▼我が家の項目別の実績です。
変動費よりも固定費を削減する方が継続的な節約ができる
よく節約となると食費を1円でも安く買うために、少し遠くのスーパーに行くとか、外食やレジャー費を節約する努力をする方も多いと思います。
しかし、このような節約は、精神的にも「我慢している」という意識をしているため、継続的に行うと、ストレスをためてしまうことがあります。
変動費は、一時的な節約です。
対して、固定費は、最初は事務手続きなど、変更するのに労力を費やしますが、一回変更すれば、その後は普段の生活をしているだけで、毎月定期的に節約できるので、ストレスが少なく節約できます。
固定費は継続的な節約です。
固定費を減らせるポイント

私が実際に経験した、固定費を減らせたランキングを公開します!
第一位 住居費
やっぱり家計の大きな支出の部分を占めるといえば、住居費です。
一般的には、住居費は、収入の20~30%が理想的と言われています。
しかし、都内だと住居費は本当に高く、一馬力だとなかなか厳しかったりします。
私は、今は12万円の住居費を支払っていますが、今度引っ越しをして住居費が5分の1程度と安くなります。
ここまで安くできるのは特殊ですが、通勤時間をちょっと長くしたり、築年数を古くしたりするだけで、安くすることができます。
ただ、住居費については、削り過ぎても交通の便、間取りなどで不便になると思うので、簡単には節約できるポイントではないと思うのですが、最近は、古い家をリフォームなどして安く住むという人も増えているので、検討してみても良いかもしれません。
第二位 通信費

次に、大きくカットできる費用が、通信費です。
格安SIMにしたり、家の固定電話やインターネット光とセット割引にすることで、通信費をぐっと安くおさえることができます。
私は、1人1万円かかっていた通信費を格安SIMにすることで、1,600円程度に減らすことができました。
節約金額は、約8千円。夫婦二人だと1万6千円節約できました。
第三位 保険料
必要以上の保険に入ったりしていませんか?
例えば、独身で他の親族に残す必要がない「生命保険」だったり、必要以上の「医療費」などもう一度見直してみてもいいです。
私の会社の同僚で、保険に10万円かけている方が2人もいます。
1人は義親の付き合いという方、もう1人は独身で親に負担かけたくなくて入っていると言っていましたが、かなり家計に負担がかかっていて、貯金はほとんどないそうです。
家計が苦しくなって、貯金ができないほどの金額を毎月支払うというのは、大きなリスクを抱えることになります。
第四位 光熱費
今、電力自由化など、電気代も安くなるサービスがどんどん出てきています。
また、今の家電製品は性能もどんどん良くなってきていて、新しい製品に変えた方が電気代が安くなることも多いです。
最近、エアコンと照明を購入しましたが、省エネの力が強いです。
イニシャルはかかるのでネックですが、古いのを長く使って電気代が毎月高いよりも早めに買い替えて、ランニングを安くするという選択肢もありです。
第五位 お小遣い
これは、一番削りたくない項目ですが、赤字家計となる場合、目的の貯金ができない場合は、自分たちが好きに遣えるお小遣いの項目を減らすということも最後の選択肢として必要です。
番外編 車
我が家は、車は持っていないので、経験談ではないのですが、車も手放すと固定費削減に大きく貢献します。
車の場合、車検、駐車場など、車本体以外の見えない部分でかかるお金が大きいからです。
まとめ
固定費の削減は、始める時にすごく面倒くさいのですが、一度思い切ってやってしまえば、毎月何もせずとも一定額が節約できるのが大きなメリットです。
▼我が家の年間収支の計画です。
▼ケチと節約は違います。
▼浪費をする精神状況について書いています。
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