
投資を始めてみると、気になる企業が出てきて、株を買いたい欲求がどんどん出てきます。
初心者だと大損した経験なく、人の体験を聞いて、つい鵜呑みにして自分もできると思いたくなる症状があります。
私は基本、長期保有を目的とし、株ではインデックス投資を主軸にしていますが、個別株も少しだけ保有しています。
私が「個別株」と「ETF」、「投資信託」を使い分ける考え方についてご紹介します。
目次
「個別株」は自分がファンな大型企業に数社だけ投資する

長期で個別株を購入するということは、良くも悪くもその企業の財務や業績状況の影響を直に受けます。
直に受ける悪い影響としては、
- 株価の下落
- 配当金の減配
- 買収や倒産による価値0リスク
があります。
反面、株価が上昇したり、増配したりするリターンも直に受け取れます。
優良な企業株に投資しても、定期的な財務や業績のチェックは欠かせず、ニュース、株の変動も気になります。
個人で管理できる個別株の種類には時間・管理の手間から管理可能数が決まってきます。
私は、「個別株」の扱いは、メインの投資先として使うのではなく、インデックス投資のスパイス(遊び)として数程度未満を目安にしています。
今は昔と比べ、時代の変化が目まぐるしく、10年前には見ぬ事業が今や当たり前のように普及していることもしばしば見受けられます。
例えば、スマートフォンが普及し始めたのもここ10年もないくらいです。当時は流行らないと言われていたのに、今では一人一台、当たり前のように使われています。逆に公衆電話・固定電話はほとんど無くなっています。
仮想通貨もここ最近出てきたものです。
今後、インフラ・技術の成長により、国の境界線がどんどん薄くなっていき、この時間軸のスピードはもっと早まります。名前も聞いたことないような企業が5年、10年後、大きなファンドを集める時代が当たり前になると思います。
こういった市場・企業を見分けることが、難しいからこそ面白く、一番投資をしている感を味わえると言えます。
個別株に投資は、自分が投資対象として興味を持っている企業を数社だけに厳選します。
詳しくない業界は「ETF」でスポット購入する

業界でも自分の得意(理解している)業界と不得意(よく分からない)業界がありますよね。
詳しくない業界を購入する時は、ETFでざっくり業界の株をまとめて買えるセクター投資を選択します。
ETFとは、「上場投資信託」です。通所の株式のようにリアルタイムで購入でき、株価指数などに連動するような分散型です。
例えば、米国ETFで言うと、
- 情報技術セクター株(バンガード米国情報技術セクター:VGT)
- 資本財セクター株(バンガード米国資本財・サービスセクター:VIS)
- S&P500の金融関連株(金融セレクトセクターSPDRファンド: XLF)
- NASDAQ上場のバイオ株(iシェアーズNASDAQバイオテクノロジー:IBB)
- 石油関連株(ヴァンエック・ベクトル石油サービス:OIH)
- 生活必需品セクターの株式(バンガード・米国生活必需品セクター:VDC)
などがあります。
この業界のことは分からないけど、自分のポートフォリオに組み込みたいと思ったときは、ETFで業界に投資するという方法を選択します。
中型・小型は「ETF」でスポット購入する

また、特に海外の中型企業・小型企業は、そもそもどんな企業があるのか分からなかったり、馴染みがないと不安だと思います。
ただ、中型・小型株は成熟している大型株と違って、将来的に成長する可能性も秘めているため所有しておきたいところ。
なので、私は、中型・小型株は集合体での「ETF」で購入します。
私は、米国であれば、大型・中型・小型も含めた「VTI」に投資しています。
もちろん中小型だけのETFも沢山あります。
「投資信託」は毎月少額を何も考えずに自動積立するドルコスト平均法での用途

現在、毎月積み立てで投資信託をしているものは3本あります。
こちらについては、ETFを少額購入すると手数料が割高になってしまうことと、本当に何もせずに自動的に投資する仕組みを作っておきたいため、
- 少額投資
- 自動積立(忘れる投資)
用途として、投資しています。
この投資は基本は全世界に分散型(株式・債券含め)です。
インデックス投資は、手間をかけずに平均的なリターンを獲得できる効率よい仕組みです。
私は現在、月に10万近く自動積立に回しているような状況です。
ただ、どのファンドも気に入っているのですが、定期的に見直したいです。
用途に合わせてメリハリのある使い分けで投資を楽しめる

自分の決めた基準に合わせて、投資の方法を用途別に選択することによって、安心して投資が楽しめます。
私の性格的に個別株ばかりだと、常にチャートを気にしてしまいます。
でも、そこは最低限に抑えた上で、インデックスを主軸として投資することで安定感を保ちながら投資を楽しめます。
私は、投資は一生続けていきたいので、物事を限定的に考えるのではなく、自分に合った投資手法・用途に合った投資手法を模索していきたいです。
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