
「仕事が忙しくて自分の時間が中々ないー」
「あれもこれもやりたいのに、時間がないー」
と、サラリーマンであればよく思います。
でも実は、「忙しい」という言葉は自分にとって機会損失になる言葉でネガティブワードだなと感じることがあります。
目次
時間は誰にでも平等に与えられた有限資産
産まれたときの周辺環境、財産は人それぞれ違いますが、唯一、人間平等に与えられているのが、1日24時間という「時間」です。
つまり、平等に与えられている時間をどう優先順位をつけて過ごすのか。
この「時間の使い方」を決めるのは自分次第ですね。
「金持ち父さん貧乏父さん」の本では、
金持ち父さんはこう言った。
「きみの最大の資産の一つは時間だ。たいていの人が金持ちになれない理由の一つは、時間をうまく使っていないからだ。
たいていの人は金持ちをますます金持ちにするために一生懸命働くばかりで、自分自身を金持ちにするために働けないでいる。」
お金持ちになる人、ならない人。成功する人と成功しない人の差は、「時間の使い方」に違いがあると言っています。
せっかくの一度しかない人生、「相手の時間」を生きるのではなく「自分の時間」を生きていきたいですね。
「忙しい」は機会損失となる理由

つい多忙な日が続くと、「忙しい」と言ってしまいがちになるのですが、私は、「忙しい」という言葉は、なるべく使わないように気を付けています。
それは、単純に、
- 時間を管理できていない恥ずかしさ
が大きかったのですが、そのネガティブワードを出すことによって、自分にも周りにもあまり良いことはないからだなとある時ふと感じたからです。
1.人やビジネスチャンスを遠ざけてしまう
仕事で「忙しい~」と言っている人には、仕事をお願いしにくかったり、プライベートでも誘いにくかったりします。
「忙しい」と言っているその人には余裕がないから、あまり近づくのはやめよう、話しかけるのは悪いと思ってしまいます。
結果、人のネットワークや、ビジネスチャンスを逃す人もいます。
もちろん、本当に忙しくて、これ以上のことが何もできない、余裕がなくて何も寄せ付けたくない人であれば、「忙しい」を全面に出してバリアーするというのも一手ですね。
でも、実際忙しくて仕事ができる人ほど、驚くほど「忙しい」と言わないんですよね。「忙しい」という時間でさえ無駄だという考え方なのか、忙しいという素振りさえ見せない人も多いです。
2.自分の行動範囲・興味範囲を狭めてしまう
私もよく「忙しい~忙しい~」と言っていた時は、自然と与えられたことだけをこなすことに専念して、自分からアクションを起こすモチベーションがわかなかったです。
自然とアンテナの感度が鈍くなり、情報をも遮断することも多々・・・。
「忙しい」という言葉はネガティブなので、自分のモチベーションも上がらなくなってしまいました。
いかに「他人の時間」ではなく「自分の時間」を生きるか

私は、一度きりしかない自分の人生、より楽しく充実した毎日を送るのであれば、「他人の時間」ではなく「自分の時間」に目を向けることに意識しています。
仕事、プライベートも関係なく、「他人の時間」というのは、自分に意志がなく、相手に振り回された時間の過ごし方をしていて、自分自身にとって楽しくない時間の使い方です。
自分の時間を作る工夫は「つもり貯金」ではなく「つもり自分時間」

私は、総合職の正社員で平日フルタイムで働いています。
でも、最近プライベートの時間では習い始めたばかりの「ゴルフ」もしたいし、「ブログ執筆」もしたい、「読書」もしたいし、「勉強」もしたいし「旅行」もしたいなどやりたいことが沢山あります。
そんな私の自分時間を作る工夫を少しだけご紹介します。
「体調不良になったつもり」で自分時間を作る

よく自分都合での有給は取りにくいという人がいます。
でも考えてほしいのが、体調不良の時は、強制的に休むと思います。
体調不良の時1日~2日休んでも意外と何とかなってしまうことありませんか?
私は、仕事がすごく忙しい時でも、やりたいことがあったら、健康な自分の身体に感謝して、自分が病気になったつもりで「有給休暇」を取ります。
(実際、会社に仮病を使って休んでいる訳ではないのですが、意気込み大事・・・笑)
同じ有給休暇を使うにしても体調不良で使うのと、自分時間のために使うのとでは全く違うので、健康な身体は維持していきたいですね。
私はつい先日、午前中お休みを取って、ゴルフのショートコースを回り、午後は会社に出勤しました。
周りに「この後、仕事なんてタフだねぇ~」と驚かれましたが、その分、メリハリがついて同じ時間でも濃い時間をプライベートでも仕事でも過ごすことができます。
意外と午後しか仕事できないと思えば、集中力が増してくるんですよね。
フルタイムで働いている限り、どこかで割り切らないと、自分の時間は中々作れません。
「残業をしたつもり」で自分時間を作る

残業あったりなかったり、フルタイムの仕事は不規則なことが多いです。
仕事が終わって、なんとなく家に帰ってダラダラ過ごしたり、会社の同僚と何となくダラダラ飲みに行くことありませんか?
ダラダラしてしまうのは、仕事が終わり、ついつい時間の使い方の意識がOFFになってしまうからです。
でも、このダラダラ時間を有意義にするためには、私は「残業をしたつもり」で自分時間をつくります。
残業という仕事の延長=生産性を求められる時間の使い方
を意識して、残業をしたつもりで「ブログを執筆」したり、「読書」「勉強」をすると、スマホ見てダラダラする時間を減らせます。
「移動型オフィス」にいるつもりで自分時間をつくる

会社員だと移動にとられる時間も多いですよね。
この時間を無駄なく確保することで、自分時間をつくります。
最近は東京オリンピックの影響もあり、電車やバス、新幹線、飛行機と、Wi-Fiが使える公共機関が増えています。
私は、会社のPCはセキュリティ上、持ち出しが不可なので、仕事はできないのですが、その代わり自分の時間として有効活用しています。
電車・バス
朝の通勤時ではスマホしか見れない状態なので、情報収集の場です。
でも、通勤ラッシュ時間を外すと席に座って読書したり余裕ができます。
フレックスタイムが使えるのであれば、あえて通勤ラッシュの時間を外すことで時間を有効に使えます。
新幹線・飛行機
新幹線や飛行機での出張時の移動時間は、実はブログ執筆や調べもの、資料作成など仕事がはかどります。
席を確保でき、ある程度静かな空間で、作業できる時間があらかじめ決まっているので、集中しやすいからです。
Wi-Fiが使えない新幹線の中で、PC作業をする際は、私の格安スマホの格安SIMから無線LANをとばして、PCに接続させるので、ポケットWi-Fiがなくてもインターネットに接続できます。
まとめ
「他人の時間」ではなく「自分の時間」を生きるというのは会社員だと特に意識しないと中々できません。
仕事は正直完璧ではなくても回ります。でも、自分の時間は自分でないと作れません。
だったら、何を削って「自分時間」を作り出せるのか?
▼他人に振り回されると自分のエネルギーを消耗して疲れてしまいます。
▼他人軸ではなく、自分軸で生きる方が価値がありますね。
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