
「うちの会社って、意識高い系は多いんだけど、意識が高い人は少ないんだよね」
人事の部署に配属され、毎日何十人もの社員の昇格面談をやっている夫がポツリと言いました。
今回は、「意識高い系」と「意識が高い人」の違いについて考えてみました。
目次
「意識高い系」とは?

意識高い系の人とは、意識が高いように周りに思われたい人で、実際意識が高くない人のことを言います。
なので、「意識高い系」とモヤっとした系がつくのです。
「意識高い系」の特徴とは?
私が思う「意識高い系」の特徴をあげてみます。
セミナーによく参加するけど、行動には表れない
セミナーによく参加することはすごく意識が高いようですが、実際それを行動に移していないとセミナーに参加すること自体が目的となってしまい、自己満足に終わってしまいます。
SNS(FacebookやTwitter、Instagram等)で盛って、意識が高いというイメージを周りに植え付けたい

SNS病と言う言葉もありますが、SNSに投稿して「いいね」など、承認してほしいという欲求が強すぎて、それ自体が目的となってしまっている人です。
相手にどう見られるか気にして過ごしている方に多く見られるような気がします。
「これをすれば、周囲からできる人と見なされるのではないか」と、常に周りに見られる目を気にしている

自分の考えのもと行動している訳ではなく、指標は常に相手にどう見られているかで考える人はいます。
意識の違いで同じ行動でも、全く違って見えるのが不思議ですね。
例えば、昔流行った「スタバでMACをカチャカチャして、できる人として周りに見られたい」という深層心理。
これは、昔、MACを持っていることがPC慣れしていてカッコイイ、スタイリッシュに使いこなしている、スタバでお仕事しているという点が、オフィスでWindowsのPCを使用している人からすると憧れの対象でした。
これも、実際そういう状況で仕事をしている人と、恰好付けてPCいじっている人と雰囲気が違います。
本やブログを沢山読むけれど、実行に移さない

セミナー参加と似ていますが、「本を読む=知的、意識高い」と一般大衆から思われます。
これが、意識が高くて読んでいる人と、他の人にあえてアピールしたいから読む人もいます。
私の知人で、遊び好きなチャラチャラしていて女をとっかえ引っかえしている遊び人男ですが、その男は、女性にチャラチャラしている姿と知的で意識高い姿のギャップをアピールするためにバーで一人、本を読んでいます。
こんな男に引っかかる人いるのかな?と思ったのですが、いつも女が途切れません。
知識を周囲にひけらかすけど、行動には起こせていない

知識ばかり持っていても最終的に行動に起こしていないと何も変わらないですね。
「意識が高い人」とは?

その名のとおり、本当に本人の意識が高く、ビジョンと行動が伴っている人です。
常に成長していこうという前向きな気持ちをもっている向上心が高い人です。
「意識が高い人」の特徴とは?
私の周りにいる「意識が高い人」の特徴をあげてみます
- 目標が明確に打ち出されていて、目標に向かって実現性の高い計画を立て、実行している人
- 有言実行
- 物事を成し遂げるために自分に対してストイック
- 周りを尊重することができる
「意識高い系」と「意識が高い人」の違いが面接でもバレる理由

「意識高い系」と「意識が高い人」の違いは、一言で言うと、「気持ちと行動が伴っているかどうか」が大きな違いです。
夫いわく、何十人、何百人と面談を重ねてくると、両者の違いは明確で、「自分で考えを持ち、その考えに基づき行動しているか」が面談の中でも分かるそうです。
よくある「意識高い系」パターンだと、
勉強もそれなりにやっているけど、自分の考えが見えず、あきらかに上司からの指示で動かされているだけだなーとか、視野が狭いなぁーと感じることが多いそうです。
自分の考えを常日頃持って行動するって、簡単なようで難しいことなんですね。
まとめ
意識高い系と意識が高い人の違いは似ているようで大きく違います。
今回、まとめていて感じるのが、自分自身もインプット沢山して行動につなげず、自己満足していることは沢山あると感じました。
周りからの目を気にするのか、自分自身の目標のために突き進んで行動をするのか、取る行動は違えど、変わる結果は大きいのかなと思います。
▼ブログのことについてセミナーに行った時の内容です。自分自身、この通りにできているのか?という基本姿勢を見直して考えるきっかけとなりました。
▼朝がすごく苦手な私。でも工夫次第で時間を作ることができるハズですね。
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