
インデックス投資ナイトはご存知ですか?
インデックス投資家が集まるインデックス投資家によるインデックス投資について語るイベントです。
年に1度のイベントに参加してみたので、感想を書いてみたいと思います~!
目次
インデックス投資ナイトとは?

インデックス投資をこよなく愛する個人投資家の運営者さんたちによって、開催される年に1度のインデックス個人投資家が全国から集まるイベントです。
と、思ってしまうと思います。(私も最初はそうでした)
でも、金融会社が主催していたら、金融商品の勧誘はありますが、このイベントは個人投資家が企画・運営しているので、一切、勧誘などはなく、みんな好き勝手に自分の投資の考え方についてトークをしたり、トークが聞ける場所です。
イベントの詳細
日程
2017年7月8日(土)
開催時間
18:00~20:30
※その後、同じ会場で懇親会
開催場所
渋谷・東京カルチャーカルチャー
金融庁の方の挨拶
先日、金融庁の個人投資家の意見交換会を開催していた、金融庁の今井さん、田口さんからの挨拶。
登壇を希望されたらしいとのことで、
と、びっくりしました。
今井さんからは、
- つみたてNISAの話
- 投資の教育面でも力を入れていきたいという話
- 7月と9月に個人投資家さんを集めた会を開催するとのお知らせでした。
第一部 投信ブロガー座談会 「インデックス投資ブロガーは実際どうやって投資してるの?」
登壇者
- 吊られた男さん
- NightWalkerさん
- スバルママさん
- 菟道りんたろうさん(りんりんさん)
トーク内容
吊られた男さんが、司会進行。スムーズな流れで、場を盛り上げていました。
テーブルに押しボタンライトがあって、会場全体でアンケートをしながら、場を読みつつ進行されていました。
それぞれの方の印象的だったエピソードを書きます。
吊ら男さん
生活の優先順位の方が高いという人が多いと思うので、投資は二の次。
ズボラな人に向いているのがインデックス投資とのことで、今度、本を出されるそうです。
スバルママさん
インデックス投資を始めるにあたってFX好きだった旦那さんにプレゼンをして、ETFのVT購入をしたそうです。
また、投資というと嫌煙されるので、まずは年金としてのidecoから勧めるのが良いと思いますとのこと。
Nightwalkerさん
登壇者の中で唯一、リタイアをされた方です。ハワイアンのような南国ファッションで登場されて、『ザ・リタイアマン』という感じでした。
リタイア後は、リスク資産(株など)は、そのまま手をつけず、生活費は、退職金と、貯めた貯蓄で生活されているそうです。
りんりんさん
すごく沢山話をする面白い関西の方です。
りんりんさんは、インデックス投資と、個別株(NISAでは遊び枠)を買っていて、個別株は自分の
「この会社に頑張ってほしい!!」
という個人的な熱い想いが入っているものだということでした。
祖父から株の遺産も受け継いだというだけあり、投資に抵抗は全くなかったそうです。
あと、配当金が入ってくると投資しているな!という実感がわき、楽しいということでした。
第二部 特別ゲスト登壇「GPIFの森さんになんでも聞いてみよう!」
私たちの公的年金を運用するGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の方が登壇です。
登壇者
- GPIF 投資戦略部次長・広報責任者 森さん
- イーノ・ジュンイチさん

年金の運用で、損失を出した時は、世間に怒られるが、利益が出た時はスルーされている。大丈夫か?
この問いに対して、GRIFさん、一言。
「慣れています」
運用状況が良くなったら、ボーナスは上がるのか?
この質問に対して、GPIFさんより
「ボーナス評価に反映しません。ボーナスは、個人個人での目標に対してどうだったかで、反映されます。」
第三部 有識者座談会「インデックス投信の課題とアクティブ投信の可能性」
登壇者
- カン・チュンドさん(晋陽FPオフィス代表)
- 草刈貴弘さん(さわかみ投信最高投資責任者)
- 生方洋さん(明治安田アセットマネジメント営業企画部 課長)
- 山崎元さん(経済評論家・楽天証券経済研究所客員研究員・株式会社マイベンチマーク代表)
会場はほぼ半数がアクティブ投資家だった
アンケートでボタンライトで参加者のアクティブユーザー数をカウントしていましたが、ほぼ半数がアクティブ投資家という驚きの結果になりました。
運用コストについて
一般的にはインデックス投資よりもアクティブ投資の方が高いとされていますが、
山元さんは、アクティブファンドでも手数料が0.3%にすることは簡単と言いきりました。
コストについての熱いトークが続きます!
懇親会は立食パーティ
そのまま同じ会場で懇親会突入~!
意外と1人できている人も多かったので、みんななんとなく、色んな方たちと話せているような感じでした。
車が売れない時代なので、トヨタはこどもへの教育を行っている
珍しい女性同士で集まって話していたら、
金融庁の今井さんが入って話したりと、面白い話が聞けました。
なにかというと、子供の教育についてです。
今は、車離れが深刻になっています。
トヨタは、子供に対して車に興味をもたせるようなイベントなどを積極的にやっているそうです。
教育は、子供の時にやるのが大事だと。
アメリカでは、投資などを授業に組み入れたり、周りの大人がしていることも多く、小さい頃から抵抗がない方が多いです。
でも、子供の時からの金融教育というのは理にかなっているなと感じました。
日本人の貯金主義!という精神は、戦後復興するため、銀行が企業に貸す沢山のお金を集めようと、学校に行き、子供に『子供銀行』を教えて、金融の教育を刷り込んだので、日本人に今もなお根強い預金主義の概念が生まれたと本で見たのを思い出しました。
インデックス投資している人、していない人、そしてブログをやっている人、やっていない人、色んな人がいた会
懇親会で沢山の方と一言、二言ですが話ができました。
本当に色んな人が参加していました。
また、インデックス投資をしていない人もいたのでびっくりしました。
まとめ

今回、初めての参加でしたが、普段聞けないような話が聞けて、普段絡ませていただいているブロガーさんや、Twitterさんと実際にお会いできて楽しかったです。
↓金融庁の新しい制度であるつみたてNISAに関する意見交換会です。
↓インデックス投資はどんなもの?
↓インデックス投資が普及しない理由を書いてみました
↓私がインデックス投資を始めた理由について書いてみました。
▼インデックス投資家のイベントの時に、名刺を持っていくと覚えてもらえたり、話のネタになります。
コメントを残す