
「つみたてNISAまであと少し・・・投資先は何にしよう~?」
あともう少しで始まる「つみたてNISA」に向けて、今、着々と低コストの商品が出てきています。
今回は、EXE-iのシリーズで、平成29年12月に発売予定されている「EXE-iつみたてグローバル(中小型含む)株式ファンド」について、つみたてNISAの選択商品として有力な候補として上がるため、今回整理してみました。
目次
EXE-iシリーズとは?

SBIアセットマネジメントが運営する「シンプル」&「低コスト」をコンセプトとしたインデックスファンドです。
大きな特徴としては、複数のETF(指数連動型上場投資信託)を組み合わせて運用しています。
シリーズとしては、
- EXE-i 先進国株式ファンド
- EXE-i 新興国株式ファンド
- EXE-i グローバル中小型株式ファンド
- EXE-i 先進国債券ファンド
- EXE-i グローバルREITファンド
などがあります。
海外のETFを組み合わせて運用しているため、低コストな運営が実現するファンドです。
ちなみにEXE-iの名前の由来は、ETFとETFを掛け合わせ、インデックスの頭文字「i」をつけて「EXEーi」となっています。
呼び方は、「エグゼアイ」と言います。
EXE-iつみたてグローバル(中小型含む)株式ファンドとは?

簡単に言うと、日本を含む全世界の大型から中型・小型まで株式をまるっと購入できちゃう株式ファンドです。
楽天の「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」と張り合って発売される類似商品です。
EXE-iつみたてグローバル(中小型含む)株式ファンドのベンチマークは?
FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスを目指したファンドです。
FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスは、日本含む全世界の株式投資を目的とした指数となります。
全世界の大中小型株式の約7,500銘柄に分散投資が可能となる商品です。
つまりは、大型株・中型株・小型株、まるっと全部含めた全世界の株式時価総額の約98%のをカバーした指数です。
EXE-iつみたてグローバル(中小型含む)株式ファンドの3つの投資先とは?
EXE-iつみたてグローバル(中小型含む)株式ファンドの投資先は次の3つです。
ETF名 | 投資先 | 信託報酬 |
---|---|---|
シュワブ U.S. ブロード マーケット ETF | 米国株 | 0.03% |
SPDR ポートフォリオ・ワールド(除く米国)ETF | 先進国株(除く米国) | 0.04% |
SPDR ポートフォリオ・エマージングマーケッツETF | 新興国株 | 0.11% |
シュワブETFは、チャールズ・シュワブ証券が運用する超低コストをうたう会社で、バンガードETFよりも低コストで運用している実績もあるETFですが純資産額では、はるかに少ないため、認知度も低いそうです。
低コストでの勝負を売りにして差別化をはかるという勢いのある会社ですね。
また、SPDR(スパイダー)のETFは、ETFの世界的なブランドの1つとされています。
株式だけでなく、不動産、金なども含む240銘柄以上の商品数と50兆円相当の運用資産額を持っています。
信託報酬は?
一番気になる信託報酬額は、次の通りです。
運用管理費用 :年0.108%
ETFの信託報酬 :年0.042%程度
合計 :年0.150%程度
楽天・全世界株式インデックス・ファンドは、年0.2396%なので、差分は0.08396%で、「EXE-iつみたてグローバル(中小型含む)株式ファンド」の方が安いです!
販売情報
販売会社:SBI証券
まとめ
楽天・全世界株式インデックス・ファンドのVTを対象とする商品が出てきて、嬉しかったのもつかの間、今度は、「EXE-iつみたてグローバル(中小型含む)株式ファンド」というETFを組み合わせて、運用コストを抑えた商品も出てきました。
私は毎月積み立てている「世界経済インデックスファンド(株式シフト)」は、債券も入っているものの信託報酬が0.55%なので、毎月の積立とNISAの対象を考え直そうと思っています。
こんなに日本人にとって投資がしやすい環境が整えられてきている動きって中々今までなかったのかなと思います。
金融庁の出すつみたてNISAの制度は大きいですね。
これで日本人につみたてNISAが普及し、一人でも多くの人が将来に向けて明るい投資ができる時代の到来なのかもしれません。
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