
買付手数料がETFは高いのがデメリット・・・・
「じゃあいったい、いくらからETFを購入すればよいの!?」
「100万円以上が理想という考えは分かるけど、そんなにすぐに貯められない!」
という方へ、投資信託と比べて手数料負けしないETFの購入金額の私が考える目安についてご紹介いたします。
目次
ETFは買付手数料が高い

ETFは、投資信託と比較すると運用コストが安い商品が多いことが魅力ですが、買付手数料が高いという点がデメリットです。
投資信託ではノーロードという買付手数料が無料で良い商品が沢山ありますね。
でも、長期的に運用を考えていくとETFの運用コストは大きな魅力です。
ETFの買付手数料については、各社若干変わってきます。
証券会社 | SBI証券 | 楽天証券 | マネックス証券 |
---|---|---|---|
取引手数料 | 約定代金の0.45% | 1株あたり2セント | 約定代金の0.45% |
手数料(最低) | 5米ドル | 5米ドル | 5米ドル |
手数料(上限) | 20米ドル | 20米ドル | 20米ドル |
為替手数料 | 4銭 | 25銭 | 25銭 |
私の目安金額は20万円以上の購入
ETFの場合、最大で取られる手数料の金額が決まっているため、買付金額が大きければ大きいほど、手数料が安くなります。
単純計算、100万円の買い付け金額で、最大手数料の20米ドル発生し、レートは1米ドル110円と考えた場合、手数料は0.22%となります。
100万円まではきついけど、手数料を1%以下には抑えたいと考えると、約20万円の買付金額が目安となります。
先日、バンガード社の社員から、VTのETFと投資信託を購入を比較した場合、25万円以上の買付金額であればETFの方が有利という話も聞いたので、大体20~30万円以上であれば、投資信託と比較して手数料負けしない一つの目安と考えて良いと思います。
NISA口座であれば手数料は無料

NISA口座であれば、買付手数料は実質無料となります。
ただ、外国税控除の対象とはならないので、払いすぎた税金が戻ってこないというデメリットもあります。
また、つみたて投資を選択した人は、基本つみたてとなってしまうので、スポット購入はできません。
今は手数料も割安な時代なので、小刻みでも投資を続けていくことが大事
昔は、手数料の関係から100万円が一つの投資買付金額の目安と言われたこともあるそうでえすが、現在では手数料をどんどん安くする時代となっており、まとまったお金がなくても買いやすくなっています。
お金持ちがする投資スタイルから、どんどん庶民が投資できる環境が整ってきています。
例えば、100万円を貯めようと思うと、半年~1年以上は時間がかかるという方も多いと思います。キャッシュを貯める時期が長ければ長いほど、投資するモチベーションが続かないという方もいます。
私もそうで、一気に100万円も同じ銘柄に投資するよりも、買付時期を短くして、25万円~30万円ほどで少しずつETFを購入しています。
その方が少しずつ増えていく楽しみも短いスパンで味わえ、投資に対するモチベーションも上がるからです。
また、キャッシュで持ったままにしておく機会損失もあると思います。
私のように始めたばかりの人は特に大きな額での買い付けに躊躇することもあるかと思いますので、小刻みでの投資もオススメです。
結論:長期保有であれば、20万円以上での買付金額でOK
長期保有であれば、少し手数料が割高となってしまっても長期的に値上がりし、手数料の分はペイできると考えています。
なので、「20万円以上貯まったら、次何を購入しよう?」と気軽に考えて楽しく投資しても良いと思います。
もし、毎月20万円くらい投資できるよなんて人がいたら、ETFの定期で自動買付が開始をしても良いですね。
(参考:米国株式・米国ETFの定期で自動買付が開始!メリット、デメリットとは?)
特にまだ若くてまとまった投資資金もないという方は、ボーナスからでも良いので、投資を始めてみることをオススメします。
証券口座を開くならSBI証券が取引手数料が安くてオススメです。
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