先日、私は、たまたま近所の飲食店を経営しているオーナーが、エリート企業で役職付きから早期リタイアされたという話を聞きました。
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そもそも早期(アーリー)リタイアとは?

一般の多くの方は、会社員で従業員として定年(60歳~65歳)まで勤めるという働き方が多いと思います。
1つの会社ではなく転職したとしても働く年数は、定年まで働き、老後は年金生活という暮らしです。
早期リタイアとは、一般的な定年の年齢よりも早く会社を辞め、早期退職をし、自分らしい生活を送る手段とされています。
アーリーリタイアをした方の話
上層部と意見がぶつかってしまい、辞めてやる!と思い、翌日辞表を提出

大手企業の超エリートの役職だった方ですが、仕事をしながら今の会社の信用を使って、不動産事業をしていました。
もう、辞められるなぁ~と思いながらも仕事を続けていたのですが、
ある日、上層部と仕事のことでぶつかってしまい、
「こんな会社辞めてやる!サラリーマンなんて辞めてやる!!」
と、言って、翌日本当に辞表を出されたそうです。

周りは、「え!!!本当に!!??」
という感じだったのですが、本当に翌日辞めたようです。
辞めた当初は、幸せ♪ハッピーな気分に

会社が嫌で嫌で辞めたので、退職した当初は、平日に都内の大きな公園の芝生にゴロンと横になり、
「最高~!!」
という優越感であふれていたそうです。
半年後、空しくなり鬱になる
で、特別ビジネスをやるわけでもなかったので、毎日が夏休み!
と、思いきや、やりたい趣味はやりつくしてしまい、
半年で鬱になったそうです・・・・

読書しても時間あまるし、
散歩も何回もしたし、
趣味のスポーツもやったけど、一日中やり続けてプロになりたいわけでもないし、
と。
その後、お店を経営したり、他のビジネスを始める

結局は、時間をもてあますことと、誰からも連絡が来なくなる、相談を受けなくなるという状況は辛くなり、自分で起業しました。
お金は、退職金と、不動産の収入で生活に困らないくらいあるので、趣味で飲食業を始めました。
アーリーリタイアにならない方が良い人とは?

その方に聞いた、アーリーリタイアしない方が良い人の条件をあげてみます。
これがやりたい!というものがない人
アーリーリタイアで向き合うものは、時間と自分自身。
やりたいものがない人というのは、時間ばかりあったら、地獄に感じます。
仕事が嫌で辞めたいという人が多いと思いますが、隣の芝生は青いとのことで、辞めたら辞めたで、中途半端だと後悔してしまいます。
浪費家の人
アーリーリタイアで浪費家の方はほとんどいません。
というか、向かないという言い方の方が良いのかもしれません。
アーリーリタイアのほとんどの方が、蓄えた資産をそのまま切り崩すということは少なく、倹約して再投資を繰り返しています。
浪費家で給料がなくなってしまうと、破たんする可能性が高くなるので、浪費家の人は毎月給料がもらえる会社にいた方がいいです。
周りのアーリーリタイアの方は、億単位の資産を築いているにも関わらず、月10万代程のローコストで生活する方が多いです。
世間体を気にする人
日本では、まだまだアーリーリタイアという文化は根付いていません。
大多数が、年金をもらえるまでずっと会社員人生を送るという方が多いです。
そんな文化なので、「アーリーリタイアします」となった時、
親戚や知人から好奇な目や、「え!大丈夫なの?」と変な目で見られることが多いので、
世間体を気にしない、世間の価値観とかどうでもいい!という人でないと厳しいとのことです。
まとめ
アーリーリタイアと聞いて、単純に羨ましい~と思ってしまいましたが、人によって向いている、向いていないというのがはっきりしそうです。
ご指摘の範囲だと、きっかけは別としても定年退職による老後も似たようなものでしょう。
仕事終わりの一杯(解放感)とかも無くなりますし、病院に集まる老人の仲間入りをするのだと思います。
定年後どうなるのか? 定年後よりも体力がある現在と何が違うのでしょうね。
コメントありがとうございます(*^^*)そうですね、確かに定年後の退職も似たような状況になりますね!
定年後と早期リタイアの違いは、周りに仲間がいるかどうかですかね。早期リタイアは、まだまだ自分の同年代が働いてるので、疎外感を感じやすいのかもしれません。あと、体力があるが故に、何もしないということには耐えられなさそうですよね。