
最近、物件情報を見ていると「DINKS向けマンション」という言葉を目にすることが多くなりました。
- DINKS向けの物件って何が違うのか?
ということを私が実際に物件情報を見て感じる特徴を今回ご紹介させていただきます。
目次
DINKSとは?
最近増えているDINKSとは、
「Double Income No KidS」の略です。
夫婦2馬力で働き、子供がいない家庭のことをいいます。
晩婚化や女性の社会進出が増えたことによって、DINKS世帯が増えているとされています。
DINKS向けのマンションの特徴とは?

DINKS向けと通常のファミリー世帯向けは何が違うのか?特徴を書いてみました。
- 1LDK~2LDKの間取り(約45㎡~65㎡)の『コンパクトマンション』
- 物件が割高
- 利便性が高い場所にある
- 資産性が高い
- 子供向けの共有施設はなく、バーや図書室、ジムの設備がある
1.1LDK~2LDKの間取り(約45㎡~65㎡)の『コンパクトマンション』
2人暮らしを設計されている物件なため、1LDK~2LDKの間取りが多いです。
コンパクトマンションと呼ばれており、デザイン性に優れていたり、最新設備を備えていてオシャレに快適な生活が得られるといった、共働きには魅了的な住まいですね。
実際には、DINKSだけではなく、子供が巣立ったシニア世代もターゲットとなっています。
最近、都心の不動産会社が相次いで建設しており、20%と増えています。
2.物件が割高
ファミリー世帯の3LDKが多いマンションと比較するとコンパクトマンションの方が、割高になってしまいます。
理由としては、部屋を細切れにした分の壁や柱が必要になったり、水回り(キッチン、お風呂、トイレ)などの構築費が高い設備を多く設置しなければならないからです。
3.利便性が高い場所にある
都心に近ければ近いほど、共働きで高収入なパワーカップルがターゲットとなっており、
- 人気の高い路線に近い立地、ターミナル駅に近い立地
- コンビニ・スーパー・飲食店等の商業施設が近くにある
にあります。
4.資産性が高い
立地の良い、地価が高い場所に建設されていることが多いため、資産価値が下落するリスクが低く、資産性が高い物件が多いです。
ファミリー世帯だと、広い間取りの物件を都心では買うことが難しいため、DINKSに需要があるコンパクトマンションであれば価格的にも需要と供給がマッチしているため、DINKS都心マンションのターゲットとされています。
都内23区では、だいたいDINKS向けが4,000万円~8,000万円くらいです。
5.子供向けの共有施設はなく、バーや図書室、ジムの設備がある

DINKS向けなため、子供用のキッズルーム、託児所はありません。
でも、余暇のプライベート時間を楽しむための、ラグジュアリーさを感じられる
- ちょっとしたお酒が飲めるバー
- 夜景を眺めながら本が読める図書室
- 休日に運動が手軽にできるスポーツジム、プール
が共有設備であったりします。
まとめ
最近急上昇しているDINKS向けのマンションの特徴は、
- 1LDK~2LDKの間取り(約45㎡~65㎡)の『コンパクトマンション』
- 物件が割高
- 利便性が高い場所にある
- 資産性が高い
- 子供向けの共有施設はなく、バーや図書室、ジムの設備がある
でした。
実際に、私の周りのDINKS夫婦では、「普通に生活をしているだけではお金が余ってしまう!」という人は多いです。
そういう人が立地が良く、グレードが高いマンションに住んでいる傾向があり、「家の居心地の良さにお金をかけたい」と言います。
DINKS向けのマンションは、オシャレなデザイナーズマンションが多く、部屋も広く見せる工夫、明るく見せる工夫がされています。
実需(実際に自分で住む)のも良いですが、DINKS世帯が増えている今、賃貸で部屋を貸して家賃収入を得ても良いかもしれないですね。比較的一人暮らしをターゲットにするよりは、二人暮らしをターゲットにする方が、入居時期も長期化し事故等のリスクも下がります。
最近では1LDK~2LDKの投資の需要も増えているそうです。
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