
実績を出している営業マンと、実績が出ていない営業マンの違いってどこにあると思いますか?
同じ環境で働いていもどうして、ここまで差が開くんだろうと思うことはありますよね。
私の夫は1万弱の人の昇格面談、人事異動を対応しています。
今の時期は、面談が忙しいようで日に15人近く面談する日もあるそうです。
ある日、帰宅して
『今日すごい営業の若手を面談したよ。
社長になってほしいと思わず思ってしまうくらい優秀だった』と、話してくれました。
そのできる営業マンの特徴を聞いてみると、営業としてだけというより、人としても優秀なのでどの部署にいっても通用する共通した『できる人』です。
今回上げるのは、営業マンに限らなくてもできる人の特徴とも言えそうです。
目次
夫が面談して感じたできる営業マンの実績

面談した営業マンは、5年目社員という若手ですが、今までの実績は、
- 1500人いる社内の営業の中でずっとNo.1の営業成績
- 社長表彰は業務で多大なる成果を上げた人を会社全体で毎年称えるイベントで入社5年なのに1年目以外毎年社長表彰賞をもらい、4年連続(普通は一生のうち一回貰えれば良いレベル)
- ボーナス査定がずっとSクラス(上位5%に与えられる評価で、こんな取り続けられる人なんていない!!)
という実績です。
トップを走り続ける若手営業は周りと何が違うのか、夫が面談して強く感じた点を言っていたのでご紹介します。
特徴①できる営業マンは数字を強く意識
営業マンとしては、当たり前のことですが、できる営業マンこそ、日々、数字を強く意識してるのが伝わってきます。
今の自分の力でどこまで会社に利益貢献できるかやってみたい。
この会社だからこそ、できるスキームを創っていきたい。
自分個人の営業成績というより、会社全体の利益を考えて動いてます。
自分個人だけの成長という自分だけの視野に留まる人が多い中、会社全体の利益を上げるという視点を持っている人は、話していても内容が全然違うそうです。
特徴②できる営業マンは周りを巻き込んで大きな成果を上げる
できる営業マンは個人の力の限界を知っています。
自分の営業できる体力、時間といったリソースは限られています。
その中で抜きん出る人というのは、周りを巻き込んで、大きな仕事ができる人なんですよね。
そのやり手の若手は、たまたま仕事で知り合った協力企業さん達とWIN-WINの関係を築き、その協力会社さんがお仕事を取ってきてくれるようになったそうです。
しかも、その額、年間3億円の売上規模です。
その若手の営業マンが何もしなくても協力企業さんが売上3億を運んできてくれる言わば『不労所得』なるものです。
そして、その若手の営業マンは右手内輪ではなく、自分でも汗水かいて営業して仕事を取ってくるので、ずっと営業成績トップを飾っています。
自分の限界を知り、周りを巻き込む力、信頼関係を構築できる力は、すごいですよね。
また、怠けず、自分でも努力して営業する姿も素晴らしい。
特徴③できる営業マンは自分の造ったスキーム・ノウハウを周囲に展開したい

普通、チームないし個人で営業されている人たちは、自分や自分のチーム以外は敵(ライバル)とみなすことが多いのですが、その若手営業マンは、このスキーム・ノウハウを周囲に展開して会社全体で利益を上げたいと考えるようです。
ここでも自分の力だけでは弱く、周りを巻き込むことで会社の繁栄につなげようとする気持ちが感じられますよね。
大抵の若手は、『本社は綺羅びやかしている』というイメージから、「昇格したら本社に行きたい」と言います。
でも、その若手営業マンは地に足が着いていて、「異動できなくてもいい。今の部署でまだまだやれることがある」と現状に甘んじず精進する姿勢と発言しちゃうんですよね。
逆にこういう人材はどこに行っても上手くいくし、周りにも良い影響を与えるので、人事担当から見ると沢山経験させて出世させたいから「異動させたい候補」になるんですよね。
できない営業マンの特徴は実績を出さず自分はできると思っている人
人事担当の夫が、「この営業マンはまだ異動させられないな(昇格させられないな)」と思う人は、
- 営業で実績を出していないのに、
- 自分の力を過信して要求はすごい人
だそうです。
営業だと特に数字が見えるので分かりやすいですが、実績を出していない人がいくら、「自分はこういうことができる」と力説していても説得力がないんですよね。。。
「そんなことを考える前にとりあえず、今の仕事をがんばれよ!」とついつい言いたくなっちゃうそうです。
よく多いタイプが、「英語だけはできるけど、仕事はできない人」で、自分の力を出せるのは英語の部署に行くことだと強く要求する人だそうです・・・。
語学ができることと、仕事ができることはイコールではないんですよね。難しいことに。
まとめ
できる営業マンは、
- より具体的に詳細に数字の目標を日々意識している
- 周りを巻き込み不労所得を作る
- 周囲にスキーム・ノウハウを展開させる
といった、自分が精進するだけでなく、周囲も巻き込んだスキームを作り、展開させ、「会社全体のことを考えて行動できているか」が違うんだなぁと染み染み感じました。
ちなみに、この若手営業マンは、人格も良くて謙虚な姿勢なので、周りに好かれるタイプとのこと。
賢く、スマートな動きで、かつ自分でも泥臭いことを行い、仕事もできて、性格も良いというバランス感覚も優れている人なので、こういう人に是非出世してほしいですね!
最後に私個人的に営業マンにおすすめな本は、ヤクザ式イテマエ交渉術 が勉強になって面白いです。
ヤクザと聞くとイメージ悪いですが、ビジネスの中で交渉していく本質はどの営業にも通じるものです。
夫もたまに家庭での説得の際にこの交渉術を使ってきます笑
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