
こんにちは、あきんこです。
今日は『会社の部署異動』について考えてみました。
私の今の部署は、一度配属されたら異動が全然ありません。
対して夫の会社は2-3年スパンで異動があります。
そこで、異動有りと無しのメリットデメリットについて書いてみました。
ここでいうのは、転勤とかではなく、部署、業務の業務内容の異動です。
異動がないメリット

専門性の高いスキルを身につけることができる
長くいるということは、その業務を極めることができます!
どんな仕事でも長く働いていればその業務自体を極めることができます。
人間関係が良好であれば居心地が良い
もし、人間関係が良好であれば、この上無く良い職場です。
人間関係は、仕事の内容よりもメンタル的に及ぼす影響が強いです。
なので、人間関係が良好でずっと変わることがなければ、その職場、そこで働く従業員は幸せです。
慣れたらすごく楽できる
業務に慣れてコツを覚えれば、同じ業務をやるということはすごく楽です。
私は、最初に入って大変な時に比べると、今業務自体のストレスってあまりないです。
正直、力を入れるところ、抜くところの要領がつかめ、手を抜けます。

異動がないデメリット

一つの狭い範囲のスキルしか身につかない
専門的なスキルがつくことと逆説ですが、そのスキルしかつかないということが言えます。
私は、今の職場で色々経験はさせてもらっていますが、とはいえ他の部署の業務をしたことないという点で、スキルはごく一部に閉じたスキルになります。
日々色んなことがあって対応してはいますが、年々配置されているとその予期できなかったことでさえ、予期できることになって、珍しくも何ともなくなります。
イメージとしては、パイを作る上で、型は同じ型を使いまわせ、これに乗せる具を何にすれば良いかなのチョイスだけというイメージです。
型が一緒であれば、そこにどうアレンジして調理すれば良いのかということなので、基本的に変化への対応はちょっぴり(一部)です。
人間関係が悪かったら最悪

もうこれは言うまでもないですよね。
でも、人って、長く一緒にいると最初は良かったことが、段々と違和感が生じ、合わなくなってくることがあります。
特に仕事って、それぞれの色んな思惑が動いている場所です。
いつも自分の思い通りにはいかないし、相手もそうです。
イメージとしては池の中で最初は小さなゴミ(しがらみ)が落ちてたとしても、水が流れないという状況下で、年々多くのゴミ(しがらみ)が溜まりに溜まってしまうようになります。
異動ということがないって、人間関係のしがらみが蓄積されてしまうので、私自信はあまりこの状況よろしくないなと思ってしまいます。
一方の側面しか評価されない

『適材適所』という言葉があると思います。
でも、それって色んな経験をさせてみないとその人にとってどの職種が合っているか、合ってないかなんて分からないと思います。
営業向けだ!と思っていた人が、実は社内管理などの調整する業務がすごく合っていたり、その逆も然り。
だから、最初に配置された職場・業務での本人の評価って、本当に正しいのかな?って会社全体で見た時に公平性に欠ける部分もあると思います。
他部署の業務を知らないばかりに相互理解に乏しくなる

私の会社でも良くあるのですが、自分側の業務しか経験ないことから、
「もっと理解してほしい」
と他部署間で不満が出ることもしばしばです。。。
慣れてしまいダレル
これは、私が強く思うところです。
3年も同じ業務をやってしまったら、ぶっちゃけ飽きてしまいます。
私は、今の職種をやりたくて自分の会社に入ったので、他の部署で他の業務をやりたいなぁとかはないのですが、それでも職場環境や業務内容に変化がないとモチベーションの維持が難しいなぁと感じてしまいます。
つまりは、
不祥事を隠すことができる
私的にこれが会社としては一番リスクではないかなと思うのですが、人を固定化させることによって、不祥事が発生した時にもみ消せたり、隠せたりしてしまうのですよね。。。
異動があるメリット

業務知識・経験値の幅が広がる
色んな部署・業務を経験することによって、業務知識や経験値が広がります。
夫は、営業職からバックオフィス(管理部門)職に異動となりました。
技術職は経験できないけど、文系の王道を色々と経験できて、
と思います。
人間関係が悪くても人が変わるので変化する

どんなに嫌な人がいても、2-3年耐えれば誰か別の人に変わるのです!
評価の不公平感がある程度緩和される
上司も色んな人がつくので、会社全体で見た時に評価の不公平感も緩和できます。
合わない上司とずっと一緒は無くなります。
他部署間の相互理解ができる
色んな部署の業務をこなすことで、お互いの業務フロー、立場、物の見方が分かり、相手の立場に立った物言いであったり、理解ができます。
自分の部署の都合だけ考えるのではなく、会社全体のことを考えやすくなり、視野が広くなります。
異動があるデメリット
新しい業務・知識を習得しなければいけない

業務が慣れたら2-3年でまた別の部署に異動しなければならないことから、また一から新しい業務を覚えるという本人の能力を試されます。
本人の能力が高ければ順応できるかと思いますが、年齢が高くなるにつれ新しい業務を覚えるとなると結構キツイと思います。
ただ、共通する考え方であったり、やり方だったりの基盤はどこにいっても共通する部分はあると思うので、そこから新しい業務知識を追加するというような習得方法になると思います。
コツを覚えれば、変化に対応できて、柔軟性がある人材に成長すると思います。
周りが迷惑を被ったり業務に支障がでる可能性もある
異動後は一から覚えなければならず、少なからず引き継ぎのトラブルであったり、業務知識がなかったりで周りに迷惑をかけてしまうことがあります。
また慣れないので、処理能力も遅く、周りのサポートが必要になります。
取引先にも迷惑をかけることもあります。
まとめ
私と夫は良く仕事の話をお互いします。
そして、たまに異動がある、ないという働き方について考えたりします。
私の今の慣れた状況だと、他の仕事にしたいなぁという気持ちも大きいのですが、今後の働き方によっても変わってくると思います。
今後、私が子供を産んだ時、あまり変化や刺激を求めない(=つまりはどちらかというと楽なライフプランを計画しやすい)働き方であれば、今の異動しない職場というのが良いのかもしれません。
でも管理職に上って、偉くなりたい人であれば、経験則として異動して色んな業務をした方がいいのかなと思いました。
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