
「何も考えずに自然とお金を貯めたいな~」
「固定費を削減したいけど、どこを削減するのが一番効果的なんだろう?」
こんな方にオススメしたいのが、まず「4大固定費の見直し」です。
我が家では、4大固定費と言われる費用をほぼ0円に近づけたため、精神的に余裕が出るようになりました。
目次
4大固定費とは?
固定費とは、毎月固定で発生する支出のことです。
なかでも金額が大きい項目として一般的にあげられるのが、
- 住居費
- 保険料
- 自動車費
- 教育費
が4大固定費と言われています。
この4つの費用をいかに抑えるかが大きなポイントになってきます。
固定費を下げると心に余裕ができる理由
固定費を下げることによって、次の理由から心に余裕ができました。
- 毎月発生する額に追いつめられない安心感が得られる
- 万が一、リストラや病気になっても暮らしていける想像ができる
- 固定費が下げることで貯蓄・投資にお金を回せる
4大固定費①住居費の削減

多くの方がお金を一番かけているのが「住宅費」だと思います。
住宅費は、賃貸であれば「家賃」や「更新料」。
持ち家であれば「ローン」や「固定資産税」です。
我が家も以前まで毎月12万円の家賃が発生していましたが、今は社宅への転居により収入から住居費を天引きされるようになり、実質の支出では発生しなくなりました。
住居費を下げる方法としては、
- 会社・行政の制度を使う(社宅、住宅補助等)
- 小さな家に引っ越す
- 住むエリアを変える
- ローンの金利を下げる
の方法があります。
1.会社や行政の制度を使う(社宅、住宅補助等)
福利厚生が整った会社であれば、思いっきり使い倒した方が良いですね。
会社に入って、会社の制度が恵まれているのに使わない人が意外と多いことにビックリしました。
また、区や市町村でも引っ越し援助金や、住宅補助制度があることもあります。
人口減が大きな問題となっているエリアでは、誘致施策をしています。
また、東京でも子育て支援のために3年間の区立住宅の賃貸を2万円減額する制度や、ファミリー世帯転居費を最大30万円助成してくれる制度もあります。
最近、供給が増えている
- 住宅供給公社の都民住宅、県民住宅、一般賃貸住宅
- UR賃貸
も更新料や仲介手数料、礼金が発生しない物件もありオススメです。
2.小さな家・狭い部屋に引っ越す
もし、今賃貸で家を借りているのであれば、小さな家、狭い部屋に引っ越しすれば、同じエリアで同じ設備の条件でも安く借りることができます。
今住んでいるところが12万円の家賃だった場合、10万円の家賃に変えるだけで月2万円も節約することができます。
キャッシュバック賃貸であれば、賃貸物件を決めると、キャッシュバックが戻ってくるのでオススメですね。
3.住むエリアを変える
思い切って、住むエリアをガラリと変えてみるのも良いですね。
都心に近づけば近づくほど家賃は高くなるので、安く住みたかったら少し遠い家を選択するというのもありです。
また、各駅しか停まらない駅も穴場だったりします。
4.ローンの金利を下げる
現在持ち家を買っていて、簡単に引っ越せないという人には、ローンの金利を下げるという対応ができます。
ローン残高を減らせる可能性がある人は、
- ローン残高が1,000万円以上ある方
- ローン期間が10年以上ある方
- 現在の金利が1.2%以上の方
- フラット35で契約した方
です。
上記項目に当てはまったり、自分のローン残高が分からないという方は、一度、ローンの借り換え相談「住宅ローン借り換えセンター」に行ってみるのがオススメです。無料診断をやっているので、一度自分のローン残高がどのくらい減るのかシミュレーションしてみると良いですね。

4大固定費➁保険料の削減
保険については、「高額医療費制度」という手厚い制度や、会社員であれば健康保険で負担してもらえるので、一般的には150~300万円程度の貯蓄さえあれば、高額な保険料をかける必要がないと思います。
ただ、やっぱり万が一の時に病気のことだけでも精神が追いつめられるのに、お金のことまで心配して資産額を減らしたくないという人もいると思います。
そういう方は、最低限の「掛け捨て保険」に入り、貯蓄とは別に分けて考えた方が良いです。
保険見直し 無料相談ではFPに無料相談できるサービスもあります。見直す必要のない場合は、そのまま継続してても良いというアドバイスをされることもあります。
ちなみに、我が家では私がガン保険(月額1000円)の安い保険に入っているだけで、それ以外は夫も含め保険には入ってません。
私の入っているガン保険は、もう商品が終わっているサービスで、保険見直し 無料相談に行っても「この保険は宝なのでそのまま継続していた方が良い」とアドバイスされました。
医療は進歩しているので、将来的に入院の日数は短くなり、日帰り通院で手術を受ける傾向だと思っているので、入院日数に応じてお金がもらえる保険よりも、一時金で一括でお金をもらえる仕組みの方が個人的には安心だと感じています。
また、海外旅行も特別保険には入らず、保険が付帯しているEPOSカードクレジットカードに入っています。
ちなみに夫は、このEPOSカードクレジットカードの保険で病院代2万円をまかないました。
年会費永年無料でキャッシュバックもあるのでオススメですね!
4大固定費➂自動車費の削減
自動車の費用は、生活するために必要な人がいるので、全員削減できるコストではないのですが、使用頻度から自動車費の見直しを検討しても良いと思います。
おおよそ、自動車をなくすだけで、年間50万円~100万円ほど費用が削減できる効果が見込めます。
自動車があると発生する費用としては、
- 車体費
- 自動車所得税
- 自動車重量税
- ガソリン代
- 駐車場代
- 車検代
- 自動車保険代
- その他消耗品代
などが発生します。
車を無くせなくても燃費の良い車にしたり、補助金がでるエコカーにしたり、コスパの良い軽自動車にするという選択肢もあります。
また、都心に住んでいる場合は、平日は電車通勤、土日たまに車を使うという家庭が多いと思います。
思い切って、カーシェアやタクシーを利用して、固定費ではなく使う時にだけ払う変動費とするのも手ですね。
4大固定費④教育費の削減

教育費については、我が家は子供がいないのでお金は発生していません。
ただ、私が子供の時に思った教育費の節約とは、
- 子供が嫌々している習い事、塾は効果がないから辞めさせるべし
- テキストは中古やおさがりでも良い
です。
よく、子供が嫌がっていても無理やり習わせる家庭がありましたが、本人のモチベーションが低いとどんなに高い塾代を払って習わせてても、身につかないんですよね。
よく高い塾代を払っているのに、肝心の子供は塾で寝たりサボったりしている人がいました。
テキスト・ドリル代も多くなると結構な金額になってしまうので、私は中古のテキストをネットで買ったりしていました。
最近は、メルカリもあるので、譲り受けやすくなりましたね。
月額手取り50万円の人の固定費の平均支出額は?
ちなみにマネーフォワードで、月額手取り50万円のユーザーの支出平均値を見てみました。
都心の平均世帯年収額程度の目安で参考に見ていただければと思います。

固定費の項目として多いのが、
- 住居費
- 通信費
- 自動車費
- 保険料
ですね。教育費については、子供の有無が関係してくるので、平均値で見ると少なかったようです。
でも上にあげた4大固定費だけで合計13万円となり、総支出に対して76%、手取り収入に対して26%を占めることが分かります。
通信費の節約には、格安スマホへのチェンジがマストですね!
読むだけで自然と節約する気分になる本「となりの億万長者」
最近、再読した本ですが、読むだけで自然と節約する気分になります。
億万長者の資産家は、意外と質素な生活をしていることが多いという内容です。
自分にとって、限りあるお金を何に遣うべきなのか、プライオリティをつけて考える癖がつきますね。
おすすめ記事です。
商品を購入するときに、割引額で見てしまうのは危険です。商品の価値を考えて購入する癖をつけることで自然と浪費が減ります。
楽天のヘビーユーザーではなくても、楽天ポイントを貯めれば、その分投資に回せるので、オススメです。
バランスよくお金を節約したり遣うことによって、年間貯蓄450万円を達成しました。
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